カテゴリ: 科学的介護

ブログをご覧の皆様こんにちは!
前回のブログではLIFE(科学的介護情報システム)に機械学習が採用されていると予想し、そのメリット・デメリットを示し、デメリットを克服するための課題設定を行いました。

課題は機械(AI)とそれを扱う人、どちらにもあります。機械(AI)には人に寄り添うような開発が、人にはより豊かな表現力を身につける必要があると私は考えます。

互いに歩み寄り精度の高いシステムを構築できるよう、前向きに取り組んでいこうと思います。

今回のブログでは、このシステムが持つ可能性を考察し、その先にある未来の介護保険給付事業の在り方をについて私なりに考えた内容を記載します。一考察としてお楽しみください。

LIFE(科学的介護情報システム)が持つ可能性

 LIFEにはビッグデータ収集とその解析結果のフィードバックという能力があります。実態を調査し評価し結果を返す。介護保険の仕組みにこれとよく似た制度があります。認定調査です。認定調査は、LIFEを使う事でいずれ合理化されていくと見込まれます。認定調査にかかる費用を削減できれば、その分を加算として事業所へ給付される金額が増えることが予想されます。

このように介護給付事業を合理化していくほど、事業所への加算が増えて、介護職員の給与も上がります。いかがですか?このような結果が待っている可能性があるなら、LIFEやってみる価値あるなと思いませんか?認定調査に関わらず、介護給付事業にはシステムを維持するために、莫大なコストがかかっています。ざっと見積もって5兆円超です。

これらを全て合理化できれば、人への投資(職員の給与・待遇)はもっとよくなります。5兆円超はどこから出てきたの?気になった方は過去記事のリンクをつけておきます。こちらからどうぞ!

未来の介護 デジタルツイン サイバーフィジカルシステム

現在の介護給付事業のイメージを図にしました。介護給付費が利用者と職員へ渡るまでに多くの入子(三角形)が存在しています。これは全てがお金を分配するコストです。公正に分配しようとした結果、このような構造となってしまいました。
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LIFEから繋がる未来の介護給付事業のイメージがこちらです。
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LIFEから始まる合理化を進めた結果、利用者と介護士の間には互いをマッチングさせるプラットフォームのみとなります。介護給付費はあらかじめ利用者に分配され、報酬は利用者から介護士に直接支払われます。その妥当性を担保するのがLIFEです。

IoTを用いてデジタルツインを構築する
現在のLIFEにそのような能力はありません。ありませんが与えることは可能です。IoTを用いて現実世界の情報をリアルタイムで収集・蓄積・解析するデジタルツインという手法を使います。デジタルツインとは、現実世界の情報を収集し、そっくりそのまま同じ情報量を持つ世界をサイバー空間に構築することを言います。このデジタルツイン上をAIにディープラーニングさせて、情報を知識化し、現実世界にフィードバックする手法をサイバーフィジカルシステム(CPS)といいます。ディープラーニングは初見の状況でもAI独自の価値判断に基づき対応できるという強みを持っています。初めての状況でも知識化した情報を現実世界にフィードバックすることが可能です。

妖精さんのいる世界

このサイバーフィジカルシステム上を駆け巡り、人繋ぎする存在として妖精さんを作ることが私のライフワークです。妖精さんはあなたが気付いていない困っている人の存在を見える化し、あなたの善意を引き出し最大限活用してくれます。あなたの善意は社会から正しく評価され報酬を受け取ることができます。妖精さんはあなたのそばで励まし、ともに悩み、人生を前向きに導いてくれる存在です。サトシにとってのピカチュウ、のび太にとってのドラえもんのような存在です。パートナーがいることで主人公たちは強く、優しくなれます。あなたも、私も、強くなれる。優しくなれる。そんな社会を実現したいのです。
詳しくは過去記事に妖精さんのいる日常をまとめています。ぜひお立ち寄りください。


まとめ

いかがですか?私が思い描く未来は。おもしろいと思いませんか?このような世界が実現するように目標から逆算し行動を開始し始めました。私の現在地はITをサイバー大学で学んでいる介護福祉士です。日々、知識のインプット、アウトプットを繰り返しています。小さなことを積み重ねることが、とんでもない場所へ辿り着くための唯一の方法とイチロー選手も仰っておられました。私のブログもその精神に根差しています。明日も、一歩ずつ必要な学びを繰り返し前進あるのみです。地に足つけ、あたま雲抜け、進む前へ前へ前へ(From DefTech MyWay)。それでは次回の更新をお楽しみに!
 

ブログをご覧の皆様こんにちは!前回の更新では科学的介護情報システム「LIFE」について調べた内容をお伝えしました。今回のブログでは、LIFEによってもたらされるメリット、デメリットについて考察します。デメリットを克服するための課題を仮想的に設定してみました。LIFEの基本的な情報については昨日の記事「科学的介護 介護現場のビッグデータ利用はじまる」にまとめました。よろしければご参考ください。

LIFEにはAIテクノロジーの機械学習が採用されていると考えられる

LIFE(科学的介護情報システム)はAIの中でも機械学習が採用されている可能性が高いのではと考えます。AIが行う学習は2種類あります。機械学習とディープラーニングです。機械学習とディープラーニングの違いは、機械学習は与えられた解法に従って情報を収集・蓄積・解析するのに対して、ディープラーニングは自ら解法を見つけることができます。つまり集めた情報からAI自身が問題設定し分析の手法から回答まで考えるのです。それがディープラーニングです。前例のない状況でも柔軟に対応ができるため人に近いと言われています。

機械学習が採用されていると考える理由

介護保険制度の運用のために用いられるAIですから、決められた法解釈や制度に基づいて情報を解析する必要があります。そうなると、独自の価値基準を自ら作り出すディープラーニングは不向きと考えます。もしかすると、PDCAサイクルを回すというサービスや、フィードバックを返す仕組みには機械学習を使い、独自に裏側で集めた匿名情報でディープラーニングさせている可能性もあるかなと思いますが、妄想の域を出ません。

LIFEがもたらすメリット

AI技術が使われていることは間違いないLIFEですが、この取り組みは申請制度ですから、参加しなくても良いわけです。ですが、あえて参加するとして、そのメリットを考えてみました。私が考えるメリットは大きく3点です。
  1. 客観的な評価が得れること
  2. 介護内容の数値化
  3. PDCAサイクルの代行
1点目は客観的な評価が得れることです。介護事業者はサービス提供をする当事者ですから、サービス内容や利用者に対して客観的な評価を下すことは難しいです。LIFEに主観を挟み込む隙はありません。LIFEに提供されるデータは匿名化されているので、厚生労働省側で何か手を加えることもできません。どのような評価が返ってくるのか、個人的に興味があります。
2点目は介護サービスの数値化です。前提として介護サービスは数値化することが困難なサービスです。日によって、もっと言えば1日の中でも、体調は波のように変動します。また職員と利用者の相性や、周囲との関係性などにお影響されます。ですから一つの行為の因果関係を探ることも簡単ではありません。この点について、LIFEでどのように表現されるのか楽しみです。
3点目はPDCAさサイクルを代行してくれる点です。介護現場ほどPDCAサイクルで行うのが難しい現場もないと思います。なぜか?理由は2点です。1点目はDoが見えづらいことです。実施の場面はプライバシーに関わりますから、他者が入り込んで客観的に評価しづらいのです。2点目はPlan、Do、Cheak、Action、それぞれを担当する職員間での情報連携不足です。PDCAを少なくとも3種類の多職種が担っています。Planは介護支援専門員が、Doは介護士が、CheakとActionはサービス提供責任者が担っていると想定されます。PDCAを一気通貫して実施できないため、連絡・調整に労力を割かれてしまい、結果としてサイクルの速度が上がらないということはどこの現場でもある話だと思います。

LIFEがもたらすデメリット

AIは必ずしも最適解を返してきません。上がってきた情報をもとに解答を導き出すわけですが、現実世界と整合性が取れないことが多々あると言われています。フィードバックに期待をし過ぎると、混乱を招く恐れがあります。あくまでも一意見として参考にする程度に留めておくのが良いと思います。なにせ、数値に置き換えれないものが山程ある中でスタートするPDCAです。完璧であるはずがありません。

LIFEの課題、それを扱う人の課題

LIFEの課題は、質的な情報をどこまで評価に反映できるのか?という点はです。感情を揺さぶるような出来事や、職員に影響を与えるスーパービジョンとしての介護を、AIが理解できるのか。介護は人の気持ちを動かしてこそだと思います。人の気持ちのようなリッチな情報を数値化し評価して加算を加えてほしいところです。現段階で、当然のことながらこのような評価項目はまだありません。それでは片手落ちのPDCAと言わざるを得ません。今後の発展に期待したいと思います。
また、LIFEを扱う人間側の課題として表現力が問われるようになると思います。AIが人間らしい部分を加算の対象とするのであれば、当然表現豊かな介護情報を求めてきます。そうなると介護を行う人間側にも機械を発展させるために表現豊かな記録を書く能力が求められます。AIを育てるのも人です。AIが育つことで介護現場の優しさや思いやりが正当に評価されます。従って、私は今後、介護現場の職員に感情や気持ちを言語化できる力『表現力』が求められてくると考えます。

まとめ

機械には人に寄り添う技術を。人にはより豊かな表現力を。ともに成長していくのが望ましいと私は考えます。まずは、親しみを持ってLIFEを現場に迎えてみてはいかがでしょうか?私からは以上です。次回のブログでは「LIFE その先に繋がる未来 介護給費事業の構造改革」と題して介護給付事業の在り方が変わった未来について、私の意見を書きたいと思います。
 

ブログをご覧の皆様こんにちは!今回のブログでは、『科学的介護 介護現場のビッグデータ利用始まる』と題して、令和3年度4月から始まるLIFE(Long-term care Infomaiton system For Evidence;LIFE ライフ)についてご紹介します。昨日からライフについて詳しく調べ始めました。厚生労働省の介護給付費分科会が出している資料を隅から隅まで読み込み、ようやくインプットした知識が自分に馴染んできました。制度の概要や目的について、現場の対応について考察した内容について記載します。

LIFEの概要と目的

LIFEは令和3年度介護報酬改定において、科学的に効果が裏付けられた自立支援・重度化防止に資する質の高いサービス提供の推進を目的とし、LIFEを用いた厚生労働省へのデータ提出とフィードバックの活用による、PDCAサイクル・ケアの質の向上を図るものです。このような制度が現れた背景として、自立支援と高齢者の尊厳を守ることを目的として始まった介護保険制度のアウトカムが思わしくないことが挙げられていました。アウトカムとは帰結と訳されます。要はうまくいっていないと厚生労働省が認めたのです。そこで、現場のPDCAサイクルをサポートする目的でデータ収集・フィードバックをライフが行うというもの。この取り組みは強制ではなく認可制です。取り組みに参加することで報酬が事業所へ加算されます。参加した事業所は匿名化したデータを厚生労働省へ送ることで報酬を得ることができます。令和2年度までは、VISIT、CHASEという名目でデータ収集が行われていました。これらのシステムも令和3年度よりライフに統合されます。
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厚生労働省 介護給付費分科会より引用

現場の対応について

現場に求められる対応は大きく2点です。利用環境(申請・PCネット環境・ICTソリューション)の準備と介護課程の実践です。

①利用環境(申請・PCネット環境・ICTソリューション)の準備

この取り組みに参加するのであれば、ICTによる電子記録の導入を強くお勧めします。ICTソフトを利用して普段から記録を作成していれば、ライフ用に新たに記録を作成する必要はありません。ライフと情報連携するだけで、匿名化された記録を厚生労働省へ提出することができます。

②介護課程の実践

介護課程とは介護の現場で介護士が行うPDCAと言い換えることができます。PDCAとはPlan(計画)、Do(実施)、Cheak(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったものです。介護の土台です。すでにICTソフトを導入している事業所はPDCAをきっちり回し、ソフトに導入されている帳票を作成するだけで十分です。介護課程の取り組みができていない、従前の帳票が日常的に作成できていない、という事業所は負担が増す可能性があります。ネットのクチコミを見ていると、ライフに参加するために新たに書類仕事が増えるのがいやだ!などの書き込みが見られます。ですがそれはお門違いかと思います。本来、作成すべき書類を作成していれば、ライフのために書類を準備する必要はありません。ただ、実態として、どれだけの事業所が日常的に介護課程を回し、必要な帳票を準備できているのか疑問です。今すぐ胸を張って参加できる事業所がどれだけあるでしょうか。この辺りの進捗もフィードバックいただきたいものです。
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厚生労働省 介護給付費分科会より引用

まとめ

科学的介護の導入は歓迎されるべき流れと私は考えます。ビッグデータを収集する仕組みを構築することで、今後のIoT推進へとスムーズに移行していけると思うからです。私の考えるサイバーフィジカルシステムとも極めて親和性が高いです。この取り組みの先に、誰もが安心して参加できる社会があると思って、前向きに取り組みたいと思います。次回のブログでは、ライフについてもう少し突っ込んだ考察を行います。それでは次回のブログをお楽しみ!

ブログをご覧の皆様こんにちは!昨日のブログでは、私の故郷の話、そして祖父から教えてもらった小さな歴史、それが私にもたらした影響についてご紹介いたしました。祖父は私にとって掛け替えのないインフルエンサーだったのです。
そうして飛び込んだ介護業界。福祉の知識はもちろん、介護の技術、介護保険法や制度に関する知識ゼロでした。そのような私が、介護事業会社の収益構造や、その問題点を論じるようになるのですから、時の経過を感じずにはいられません。

さて、今回のブログでは日本の社会保障費の内訳を確認しつつ、介護保険制度に必要なコストについて考えてみたいと思います。

社会保障費のうち介護が占める割合は約10%、約12.3兆円

こちらのグラフをご覧ください。厚生労働省の調査をもとに財務省が作成した資料です。
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このグラフ中の表にご注目ください。拡大します。
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ご覧いただいたように、2020年予算ベースで社会保障給付費は126.8兆円です。そのうち介護関係給付は12.3兆円であることが見て取れます。また、2000年の介護保険制度スタート以降、一貫して介護給付費は前年度予算を上回っています。「生産年齢人口は減る一方なのに、社会保障費は上がる一方だ。これは大変な問題ですよ。 」と財務省が作成した資料です。もちろんこれは大問題です。この資料から考えられるテーマは、健康寿命の延伸、高齢者の勤労などがあると思います。今回のブログでは、そこは触れず、12.3兆円の内訳について考えてみたいと思います。
 

介護給付費の内訳を考えると気付くこと

介護職員の月額給与は厚生労働省の介護給付費分科会の令和2年度の調査で公開されています。加算の有無によって若干の増減はあるものの、概ね月額31万円程度です。参照元のリンクを貼り付けます。詳しく知りたい方はこちらを参照ください。介護給付費分科会
”31万円✖︎12ヶ月✖︎介護職員の総人数”を計算すれば、大雑把ではありますが、介護給付費のうち介護職員総数の年間給与合計がわかります。介護職員の人数についてはこちらのグラフをご覧ください。厚生労働省のホームページより引用しました。
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平成28年度時点で183.3万人であることが見て取れます。
それぞれの数字を引用し、183.3万人✖︎31万円✖︎12ヶ月を計算すると、、、約6兆8187億円です。すごい数字ですね。とても想像がつきません。あれ?でも何かおかしくないですか?お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。介護給付費は12.3兆円給付されているのです。差額の5兆4813億円はどこへ行ってしまったのでしょうか?

介護保険制度の性質、集めて配る

介護保険制度は利用者が申請し、給付を受けることでサービス提供が行われます。給付される財源は、公費(税金)と保険料です。一度お金を集めてから、申請した人へ配る方法をとっています。そのため、大きな入子構造となっています。介護職員へ給与として支払われるまでに、様々なコストが発生しているのです。介護施設などの建物を維持管理するコストや、介護保険システムを維持するコスト。高齢者に給付されたお金を介護職員に給与として分配するためのコスト。会社組織も大きな枠組みで捉えるとコストと言えます。そうしたコストの積み重ねが5兆4812億円という途方もない数字となっているのです。


ITの力で非効率な制度を改める

介護保険制度は複雑な事象を処理するために、利用者からの申請を受けて、症状の程度による給付額を決定する要介護認定という仕組みと取り入れました。これによって給付額の確からしさを担保してきました。集めたお金を再分配するために必要な仕組みだったと思います。また、サービス提供の効率化を図るために大規模な施設をつくり、高齢者と労働者を集めてビジネスを運営しています。しかし、ITの力を持ってすれば、その場所、その瞬間、必要としている人へサービスを届けることがもはや可能です。大きな建物を作る必要もありませんし、会社組織すら必要ありません。また、電子マネーやマイナポイントが発達した世界では、財源をかき集めて給付するというやり方ではなく、サービスを受けた瞬間に支払いを済ませることもできます。これらを行うことで、12.3兆円を純粋に介護職員へ還元することが可能です。単純計算で収入が倍近くになる介護士も現れると思います。

まとめ

ITの力を使い、サービス提供のあり方、給付のあり方を見直す時期にきています。介護保険制度はすでに時代遅れになりましたが、多くのデータ(成功も失敗も含む)を収集することに成功しました。それによって介護を類型化し、サービスの大分類・小分類を作成することに役立ちました。次のステップに進むために必要な社会装置だったと私は考えます。次のステップIoTでありAIが人と人をタイムリーに結びつける社会です。私が考える妖精さんが作る世界でもあります。妖精さんがいる世界についてはこちらをご参照ください。
今回のブログは以上です。次回は介護人材の複属化です。介護職員という限られたリソースを所属している会社だけで囲い込んでいては、超高齢化社会は乗り切れません。鍵は複属化にありです。それでは次回の更新をお楽しみに!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
昨日の更新では、介護現場におけるIT関連投資について思うことを書きました。ITによるブレイクスルーを起こすには、対象を事業運営会社とするのではなく、高齢者をエンドユーザとすることが大事という話をしました。
今回のブログでは、介護事業における収益構造をご紹介します。そして、介護事業分野におけるICTソリューションによるRPA(Robotics Process Automation)がいかに狭いセグメントなのかご説明いたします。


IT≠RPA

介護事業会社の収益構造を簡単に図示しました。
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この図から見てとれることは、介護事業会社の収入は公費と保険料に大きく依存しているということです。これらの収入は介護サービスを実施してはじめて手にすることができます。サービスの実施には、人手が必要です。売上を上げれば上げるほど、支出も増える。そのような事業構造となっています。

また、RPAの事業範囲は定型化された事務作業の削減です。売上や収入を生み出すものではありません。ですからどれだけ頑張ってもパイは増えないのです。現在の介護事業会社で行われているITの利活用とはこの範囲です。しかし、ITの力とはこんなものではありません。一人ひとりの暮らし方、生活を一変させてしまうパワーを持っています。

IT=∞

もう一つ図を用意しました。
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こちらをご覧いただければ、RPAがいかに狭い事業領域なのかおわかり頂けると思います。過酷なレッドオーシャンです。それに対して、高齢者を事業範囲とした場合、無数のチャンス、広大な事業範囲が広がっていることがおわかり頂けると思います。果てしなく広がる海、まさにIT=∞です。

この広大な事業領域に対して何をするのか?

私の考えは明確です。高齢者のプロシューマー化です。プロシューマーとはサービスを消費する立場を活かし、その体験をコンテンツ化しインフルエンサーとして活躍する消費者を指します。そう、私は高齢者が自らノウハウやライフスタイルを発信する側になるべきと考えます。それを支える産業はとてつもないビジネスチャンスがあると思います。なんせ相手は人生の大先輩です。マズローの欲求段階を頂点まで極めた人物も多くいるのです。しかし、そのような人物も等しく歳を取り老いてしまいます。ですが内面は豊かです。発信するサポートがあれば、更なる自己実現に向けて意欲的に取り組まれます。そしてその含蓄ある内容に心を打たれる人は多いと思います。わたしがそうであるように。そのようなサービスには需要もあるでしょうし、高齢者自身がコンテンツを収益化していく可能性もあると思います。
✨私が心を打たれた祖父の話✨


まとめ

今回のブログは以上です。目先を変えて新たな領域へ飛び出してみませんか?そのパートナーとしてITのわかる介護士、ITのわかる介護事業会社というのは最適です。なんせ、顧客(高齢者)のことをよく存じておりますので。このブログをご覧になり、興味があるよ!という方はぜひお声がけください!それでは次回の更新をお楽しみに!

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